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かがわのエンジン

VOL.248 2018年09月06日

ブランド化で品質と取引価格が上がる

小豆島島鱧(しまはも) 四海(しかい)漁協

ブランド化で品質と取引価格が上がる 小豆島島鱧 四海漁協

「祇園祭の時に食べる魚」として、夏になると京都を中心に取引される鱧。小豆島の四海漁協では、近海で取れた鱧を「小豆島島鱧」という名前でブランド化した。「漁師さんたちの収入安定につながる取り組みが何かできないかと模索していた中で、ここ15年で漁獲量が約10倍に増えた鱧に目を付けたのが始まりでした」と田中佑季さんはいう。

漁師たちが直接取引している高松、岡山の市場は鱧を食べる食文化がなく、取引価格が安かった。数が多いと引き取ってもらえないこともあった。そこで、四海漁協から香川県漁連を通じて2015年に初めて大阪の市場へ出荷したところ、今までより高い値段がついた。

そこで、16年度からブランド化に着手。「徳島、愛媛など他地域はすでにブランド化していてうちは後発。差別化を図るために、品質管理を徹底しました」と田中さんはいう。「小豆島島鱧」を名乗る基準として、小豆島近海で漁獲された鱧であることはもちろん、網に入った鱧が傷つきにくいよう底引き網をひく時間を、通常4~5時間のところを1時間程度に制限。冷水機を導入して水温管理し、1日以上水槽で落ち着かせてストレスを軽減。資源保護のため300g以上2kg未満のサイズのみ漁獲することを決めた。

「ここまでの基準を設けている地域はあまりないと思います」。傷が少なく味もいい、一定のサイズがそろっていると市場からの評価は高いという。品質が向上したことで、価格も上がっている。

小豆島島鱧のロゴ
小豆島島鱧のロゴ

ブランド化にあたって、地元高校生が考案したロゴを公募で採用。「小豆島島鱧」というブランド名で商標登録した。また、骨切りの手間を省く骨切り機を導入。加工した「骨切りハモ」の出荷も始め、普及に努めている。「今後はイベントで小豆島島鱧を使った天ぷらを出品するなど、地元の人にも鱧食文化を定着させたい」という。

骨切り機
骨切り機

【問い合わせ】 四海漁協
小豆郡土庄町伊喜末1-4
TEL:0879-64-6001

商標登録は「香川県知財総合支援窓口」がサポート

四海漁協では、ブランド化に取りかかった当初から、(公財)かがわ産業支援財団の「香川県知財総合支援窓口」に相談。ロゴマークの公募の要綱、商標登録する際に必要な書類作成などについてアドバイスしてもらった。「自分たちだけでは商標登録の手続きは無理だった」という。

窓口では、弁理士、弁護士、デザイナー、中小企業診断士など各分野の専門家とも連携しており、無料で相談できる。知財に関する経営の課題や悩みを解決したい時、上手に活用を。

公益財団法人かがわ産業支援財団知的財産支援部
TEL:087-867-9577

http://www.kagawa-isf.jp/sien/chizai/

かがわのエンジンとは

今後の時代のエンジンとなって、香川経済をけん引していく企業や団体の技術と商品をご紹介します!
このコーナーは、下記の企業が協賛しています。
かがわ産業支援財団、サンテック、フソウ、レクザム

讃岐を歩く

ちょうさじゃ

吹き渡る涼風とともに祭りの季節がやってきた。豪華絢爛という言葉がぴったりな観音寺市豊浜町の「ちょうさ」。「ちょうさじゃ」の掛け声とともに練り歩いたり、かきくらべをしたり。まち全体が担ぎ手と見物客の熱気に包まれる。

Photo:T.Nakamura

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