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It’s me! それは私です

VOL.246 2018年08月02日

なぜこの仕事をするのか
コミュニケーションが大切

自衛隊香川地方協力本部長 1等陸佐 河合 龍也さん

なぜこの仕事をするのか コミュニケーションが大切 自衛隊香川地方協力本部長 1等陸佐 河合 龍也さん

職場で初めてリーダーを任されたら、年齢も考え方も違う部下たちをどうまとめればいいのか、多くの人が悩むのではないだろうか。河合龍也さんは、23歳で約30人の部下をもつ小隊長となった。

防衛大学校出身者は卒業後、幹部候補生学校に入校、1年ほど訓練を受けた後、幹部自衛官に任命される。陸上自衛隊で三等陸尉になり小隊長として釧路に赴任した時、年上の部下たちを前に戸惑うことが多かったという。「経験は部下たちの方が多く、指示を出しても『去年はこうでした』と言われる。意見を聞き入れるのか我を通すのか・・・葛藤しました」

地域活動の後で、地方協力本部のメンバーと
地域活動の後で、地方協力本部のメンバーと

少しずつ経験を重ねる中で痛感したのは、コミュニケーションの大切さ。例えば、陣地を作るという指令も、去年と今年では訓練の目的が違うから当然作る場所も変わる。「去年ここで作った」と言う部下には、頭ごなしに命令せず、なぜここでこれをやるのかをきちんと説明して納得させる。時には一緒にお酒を飲んで「自分はこう思う」と話し、少しずつ周りを巻き込んでいく。「現場では、すべての隊員の隣に私がいて指示を出せるわけではない。各自の判断に任せなければならない場面もある。だからこそ、しっかり話をして信頼関係を築いておくことが大事なんです」

異動となり6年間生活した釧路を離れる時には、送別会に小隊の人達はもちろん、別の隊の人も大勢集まってくれたことが嬉しかったという。

期待も大きい災害派遣

最近は、災害時に行う自衛隊の救助・支援活動への期待も大きい。河合さんは、東京・市ヶ谷の統合幕僚会議事務局に勤務した時、災害に関する仕事に携わった。赴任後すぐの2004年に新潟県中越地震が発生した。休日で買い物中だったが、慌てて市ヶ谷に向かい情報を集めて整理し、災害対策本部などに出る幹部に渡す資料を作成した。巨大地震などに備え、防災計画の策定にも携わった。

11年の東日本大震災の時は、新潟県庁に設置された対策本部に派遣され、救助・支援活動の内容を日々決めていた。「どんな任務の時も感じますが、災害派遣の仕事は特に、自分が社会の役に立っているという実感がありました」

癒やしはハムスターとDIY

体力づくりも兼ねて、自転車も趣味の一つ
体力づくりも兼ねて、
自転車も趣味の一つ

16回目の転勤となる香川で、忙しい日々を癒やしてくれるのはハムスターの黒ベエ。黒ベエの小屋や運動用の鉄棒、階段を作ってあげようとDIYも趣味になった。「ハムスターは遊具の使い道なんて分かりませんから、かじって終わりですが・・・」

現在は、地方協力本部で自衛隊をPRする役割がある。地域のイベントに積極的に出かけて災害派遣のパネルや車両を展示するほか、音楽隊の派遣なども行う。「国民の安全のために務めてきた自分の仕事に誇りを持っています。そんな自衛隊の仕事を、少しでも多くの人に知ってもらいたいと思います」(石川 恭子)

河合 龍也 | かわい たつや

1964年 兵庫県生まれ
1983年 小野高校 卒業
1988年 防衛大学校 卒業
1989年 第27普通科連隊(釧路)
1995年 陸上自衛隊富士学校教官
2000年 第15普通科連隊中隊長(善通寺)
2004年 統合幕僚会議事務局
2010年 陸上自衛隊幹部学校
2011年 大阪地方協力本部募集課長
2013年 第14旅団司令部第3部長(善通寺)
2015年 普通科教導連隊長 兼ねて
    滝ヶ原駐屯地司令
2017年 自衛隊香川地方協力本部本部長

It’s me! それは私ですとは

香川の支店経済を支えている方や、各種団体の代表者の方などにご登場いただき、ビジネスタイムではなかなか見せることのないもう一つの顔を少しばかりご披露していただきます。
プライベートにおける意外な趣味が、ビジネスでときおり垣間見せるその人柄の源になっているかもしれませんよ。

讃岐を歩く

ちょうさじゃ

吹き渡る涼風とともに祭りの季節がやってきた。豪華絢爛という言葉がぴったりな観音寺市豊浜町の「ちょうさ」。「ちょうさじゃ」の掛け声とともに練り歩いたり、かきくらべをしたり。まち全体が担ぎ手と見物客の熱気に包まれる。

Photo:T.Nakamura

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