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It’s me! それは私です

2014年11月6日更新

パワーリフティングと文学を愛する 香川県警察本部長 木下 慎哉さん

入省以来、旧建設省、国土交通省で長く勤務してきた。旧本四公団勤務も経験し、四国は何度も訪れた。「派手さはないけれど、心温まる。そんな場所ですね」。家族は埼玉で暮らしており単身赴任。夏休みには妻と娘も香川に来て、屋島や栗林公園など県内の名所へ。「お遍路文化が根付いているからか、道端の一木一草にも人々の真心が込められているように感じます」。警察行政に携わるのは今回で2度目だ。

文武両道

東京生まれの鳥取育ち。根っからの文学青年で、源氏物語や平家物語は原文で読破した。子どものころに読んだ宮沢賢治の「風の又三郎」や「銀河鉄道の夜」は、大人になって読み返しても素晴らしい作品だった。レヴィ=ストロースの「悲しき熱帯」、ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」、アガサ・クリスティーなど、好きなジャンルは幅広い。

趣味であるパワーリフティングとは、大学で出合った。コツコツと練習を積み重ねて、成功したときの達成感が何とも言えない。フォームが少し違うだけで、バーベルが上がらないという繊細なスポーツだ。

大学時代には、全日本学生選手権に出場。今も週2回ほどジムに通い、トレーニングを続けている。100キロ以上のバーベルを、スクワットやベンチプレスで持ち上げる。「若い人から年上の人まで、違う世代との交流も楽しいですね。体力を維持しながら、いくつになっても挑戦し続けたい」

独学でピアノとギター演奏も習得。人前では披露せず、自分だけで楽しむそう。心落ち着く瞬間だ。

「ほんとうのさいわい」を求めて

約20年前に北海道警察本部で勤務。暴走族の取り締まりを行うため、土曜日は夜通し街中を駆け巡り、襟裳岬で初日の出を見たこともある。建設の分野でいたときには、日本を支える職人の力の大きさを実感した。「警察や建設、省庁が違っても志は変わりません。人々の声に耳を傾ける。これは、どこに行っても同じですね」

「銀河鉄道の夜」の中で、主人公・ジョバンニと友人のカムパネルラが語る「ほんとうのさいわい」。印象に残っている言葉だ。誰かを犠牲にすることなく、みんなが幸せを感じる。それが木下さんの考える「ほんとうのさいわい」の出発点だ。「そんな未来をつくっていくことが、行政に携わる者の役割だと思います」

交通事故や特殊詐欺など県民の安全と安心を脅かす事案に対応していくとともに、人を思いやり大切にする組織を目指す。

「誰だって、心の中に灯火のような夢や志があるはず。そう考えれば、一人一人が尊い存在だと感じられるのでは」。木下さんの心にも、消えることのない火がともり続けているのだろう。

木下 慎哉 きのした しんや

木下 慎哉
  • 1962年5月 東京都生まれ
  • 1985年3月 東京大学法学部 卒業
  • 1985年4月 建設省 入省
  • 1991年3月 北海道警察本部交通部交通指導課長
  • 1996年7月 内閣法制局第一部参事官補
  • 2001年1月 本州四国連絡橋公団企画開発部経済課長
  • 2010年11月 国土交通省国土計画局参事官
  • 2011年7月 国土交通省総合政策局行政情報化推進課長
  • 2013年7月 首都高速道路株式会社経営企画部長
  • 2014年8月 香川県警察本部長

It’s me! それは私ですとは

香川の支店経済を支えている方や、各種団体の代表者の方などにご登場いただき、ビジネスタイムではなかなか見せることのないもう一つの顔を少しばかりご披露していただきます。
プライベートにおける意外な趣味が、ビジネスでときおり垣間見せるその人柄の源になっているかもしれませんよ。

讃岐を歩く

ちょうさじゃ

吹き渡る涼風とともに祭りの季節がやってきた。豪華絢爛という言葉がぴったりな観音寺市豊浜町の「ちょうさ」。「ちょうさじゃ」の掛け声とともに練り歩いたり、かきくらべをしたり。まち全体が担ぎ手と見物客の熱気に包まれる。

Photo:T.Nakamura

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