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It’s me! それは私です

2014年6月5日更新

震災の教訓を次の世代へ 四国地方整備局長 三浦 真紀さん

四国地方整備局長 三浦真紀さん。四国内の道路や河川などの状況が分かる災害対策室。
災害時にはここで指揮する

「四国は、四万十川など自然のイメージが強かったですね」。北海道出身で、勤務は東日本ばかりだった。着任後実感したのは、移動時間の長さ。香川から愛媛、高知など四国内の移動は思っていたよりも時間がかかり、高速道路や鉄道の重要性を感じた。

四国地方整備局では、高速道路の空白地帯で整備を進め、四国内を8の字を描くように道路をつなげる計画「四国8の字ネットワーク」が進行中だ。

山登りと絵画鑑賞

高校時代は山岳部に所属し、羊蹄山や大雪山など北海道の名山を踏破した。社会人になってから登山の回数は減ったものの、東北勤務のころには尾瀬や磐梯山を訪れた。

このほど数年ぶりに登山に挑戦。5月の連休は「足慣らし」にと飯野山へ。「丸い山がたくさんあるのが、香川独特の景色ですね」。次は愛媛の石鎚山を訪れる予定だ。「登山は苦しいことばかり、雨だとなおさら。でも、しばらくするとまた行きたくなるから不思議です」

絵画鑑賞も好きで、イギリスのナショナルギャラリー、フランスのルーブル、ドイツのベルリン、オーストリアのウィーンなど世界の名だたる美術館を訪れている。

「香川に来てから、直島の地中美術館に行きました。作品と空間に一体感がある素晴らしい美術館ですね」。日本人画家では、曾我蕭白(そがしょうはく)の絵を好んで鑑賞する。「群仙図屏風」など江戸時代に描かれたとは思えない奇抜さが良いそう。

今後挑戦を考えているのが、サイクリング。「昨年少しだけですが、しまなみ海道を走りました。サイクリングよりも、まずは自転車の購入が先ですね。四国は豊かです。開創1200年の四国霊場にも興味があります。遍路の仕組みは四国の財産では。温泉も好きなので、いろいろと回りたい」

震災前まで仙台に

「教訓を伝えていくことが私の役目だと思っています」。2011年1月まで宮城県仙台市にある東北地方整備局の勤務だった。東日本大震災発生時は、東京の本省で国道・防災課長を務めていた。震災で多くの知人が被災し、中には亡くなった人も。テレビに映る光景を信じられない気持ちで見ていた。

「国道・防災課長として、現地の復旧・復興の支援に当たりました。何より地元の人の力が大きかったと思います」。救助活動は自衛隊や消防、警察が行うが、その前に現場までのルートの確保が必要になる。

当時の東北地方整備局長が「くしの歯作戦」を実行。太平洋沿岸は壊滅的な被害を受けたため、内陸から海に向かって車が通れる道を何本も啓(ひら)いた。土砂やがれきでふさがれた道路を通行可能にすることを「道路啓開」という。発災の翌日には11ルート、2日後には14ルートが確保された。

「地元の建設業者の皆さんの尽力でできたことです。自身も被災したにも関わらず、作業に当たってくださった方々には本当に頭の下がる思いがしました」。このとき、道を啓くこと、整備することが救命につながると感じた。東日本大震災の教訓を伝えることと、来るべき災害に備えることが、自らの使命だと考えている。

三浦 真紀 みうら まさのり

三浦 真紀
  • 1958年3月 北海道生まれ
  • 1981年3月 北海道大学工学部土木工学科 卒業
  • 1981年4月 建設省採用
  • 1997年7月 建設省東北地方建設局郡山国道工事事務所長
  • 2000年4月 (財)国土開発技術研究センター研究第二部長
  • 2002年2月 国土交通省道路局地方道・環境課道路交通安全企画官
  • 2005年4月 茨城県土木部長
  • 2007年8月 国土交通省東北地方整備局道路部長
  • 2011年1月 国土交通省道路局国道・防災課長
  • 2013年8月 国土交通省四国地方整備局長

It’s me! それは私ですとは

香川の支店経済を支えている方や、各種団体の代表者の方などにご登場いただき、ビジネスタイムではなかなか見せることのないもう一つの顔を少しばかりご披露していただきます。
プライベートにおける意外な趣味が、ビジネスでときおり垣間見せるその人柄の源になっているかもしれませんよ。

讃岐を歩く

ちょうさじゃ

吹き渡る涼風とともに祭りの季節がやってきた。豪華絢爛という言葉がぴったりな観音寺市豊浜町の「ちょうさ」。「ちょうさじゃ」の掛け声とともに練り歩いたり、かきくらべをしたり。まち全体が担ぎ手と見物客の熱気に包まれる。

Photo:T.Nakamura

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